ノスタルジー

自分のこころを見つめるブログです

ネコヤナギ

小学5年生の時、今まで存在は知ってたけど、話しをした事なかったMちゃんと、偶然歩いててばったり会いました

彼女は一人っ子の女王様と言われてて、顔立ちもきれいなキツイ感じが漂ってました

でも人懐こく、「Pちゃんだよね?ちょっと遊ぼ」と言ってきて、話しをしたり、シロツメクサで花冠を作ってたりして楽しく過ごしたのです

なぁんだ、噂なんて嘘だったんだと思うくらい彼女は、可愛い人だったのです

彼女は、私を、おもちゃにして花かんむりをかぶせたり、腕輪をつけてきたり、ネックレスをつけたりして、私をシロツメクサだらけにしました

そこに近所の子供達が来て、Mちゃんは、みんなを呼んで
私を囲みバカにするような歌

(当時冷やかしで歌った歌があったのです、歌と言うより、踊るダンスが腰を突き出して踊るので、子供は冷やかしの歌と認識してたの)を歌って、ぐるぐる回ったのです

ぼーっと眺めてた私も、悲しくなって泣き出しました

そしたらMちゃんは、慌てて
「Pちゃん、ごめんね、なんでも許してくれるから、つい、、、ごめんね、、、」

泣いてる私を自分のおうちに連れて行ったのでした

その時、Mちゃんはリボンという雑誌を買ってたみたいで
(ちなみに私はなかよしという雑誌購読)

リボンはなかよしよりも、ちょっとお姉さん的雰囲気の雑誌で、その付録のシールや可愛い便箋などをくれたのでした

嬉しくて、私も今度"おはようスパンク"のシール持ってくるねといいました

お手伝いさんが、イチゴにコンデンスミルクをかけたものを持ってきてくれて、食べたのも初めてで、さっきの事など、すっかり忘れてご機嫌🤗

やっぱりお嬢様なんだなぁ
うちはイチゴはお砂糖と牛乳だし、お手伝いさんなんていないもん

不用意に「お母さんは?」と聞いてしまいました

お母さんは、、、と無言になってしまったので、マズイと思ったけどすでに遅しで、、

彼女は涙をこらえてるように見えました

病気が重くて、お母さんのとこ行きたいけど、行かせてもらえないと言うのでした

お母さんが、いなくなったら
ネコヤナギになるからねって言われたと、、

その話を聞いてたら私も悲しくて一緒になって泣いたのでした

そして、今度お見舞いに行く時、お母さんの好きなネコヤナギを持っていくんだ
と彼女は言って、ネコヤナギの枝を切り落としはじめました

えっ、まだ行かないんでしょと言ったら

「Pちゃん優しくて好きだからPちゃんにもあげる」

と言われて三本のネコヤナギを頂きました

ネコヤナギは、ネコの指みたいに、ふわふわしてて、グレーの蕾みたいなものがとても可愛いのです

私も自分の母親に渡すねと言って、帰りました

それから、たった1週間ぐらいでMちゃんのお母さんが亡くなったとの話しが流れてきました

それを聞いて、慌ててMちゃんちに行ったのに、Mちゃんは、もう引っ越したと知らされました

お気に入りの、おはようスパンクのシールはあげれないままになりました

もっと早く出会いたかった
たった1日だけのお付き合いだったけど、、
私の中で、貴女は最高の友達でした

彼女が幸せに暮らしていますように、、(*´꒳`*)

ちなみに私の母親もネコヤナギが大好きでした

ネコヤナギって、、
猫の指か尻尾の先みたいな
こんな感じの花穂です