ノスタルジー

自分のこころを見つめるブログです

本家

友達事件があった翌年の夏
もう友達もいなくなり、時間を持て余した私は、自分の家とは全く違う本家の家を探索することにしました

Y県にある、本家という所は
素晴らしく昔ながらの農家で
玄関を入ると、土間になっており、左にドポンと音のするトイレ

右には、ヤギと牛
別々の柵に入ってて、モーという鳴き声とメェーと言う鳴き声が同時に聞こえてました

その奥右手には、お台所と居間が繋がってて、居間には
掘りごたつ

その掘りごたつの中は子供が中で遊べるほどの大きさで
遊んでたけど、今思うと、すごく怖い

そのまま、固形燃料のような
石炭がパチパチしてるのだから、長時間入ってたら、一酸化炭素中毒になってたかも、
、、、

お台所は広く、まるでアイランドキッチンのようになってて、何人も入れるような場所

その隣りには、お風呂になってて、五右衛門風呂
ゲタを履かせられて、お湯の蓋をそのまま沈めながら入ると言うもの

お風呂を出ると、向かって急勾配の階段がありました

その階段の上に何があるのか
興味深々だったけど、登るのも異様な雰囲気も怖くて、気になる場所だったのです

玄関を出ると、井戸があり
水を飲みたいときは、オケに
水をすくって飲むという感じです

ニワトリ小屋もあり、私は
ニワトリにエサをやる係
ニワトリが顔を出してエサを
エサ箱に入れるだけなのに、
ニワトリの頭にエサを撒いてしまったりして上手く出来ませんでした

卵を取りにニワトリ小屋に入ると突進してくるニワトリ
恐ろしさのあまり、一個も取れず、役に立たない居候でした

庭には畑が広がっており、その右手には、お蚕さんを飼ってて、曽祖母が機織りをしてるのでした

小屋に入るとムッとしたお米
のような匂い
見ると、並んでるマユが蒸されてて、蛾のようなものが
飛びでてました
見た目はモスラそのもので
静かに機織りしてる曽祖母が
不思議に思えました

こんな虫がいるとこで、落ち着いて機織りしてる曽祖母に
驚いて尊敬してしまうのでした

その昔はお蚕さんだけで、
すごく収入があったとのこと
今は、そうでもないんだよね
と曽祖母は言うのでした

野菜、果物、すごい種類を
育ててるので、みんな忙しく
小さな子供の面倒をみる暇などなかったので、私は1人で
探検ばかりしてました

イカも栽培してたので、お腹が空けば自由に割って食べていいので、縁側で井戸を見ながらスイカの種飛ばしで遊んでました

でも、いつも気になるのは
あの階段の上の部屋に何があるのか
何故玄関の牛とヤギは私を
見ると鳴くのか
子供だったので、怖かったのです